税務調査の時期(個人事業主)

個人事業主の税務調査の時期は、4月5月6月と、7月から12月が、多いです。

4月から5月あたりの税務調査というのは、軽めの税務調査が行われる傾向にあります。7月まで調査が続くと、担当者が変わってしまうので納税者に迷惑をかけてしまう可能性があるからです。そうはいっても、必要性が高い調査は、終わるまで、担当者を変えても続けられます。

7月から12月の税務調査は、調査の一番の繁忙期です。場合によっては翌年の1月や2月に行くこともありますけれども、基本的には、11月か12月あたりで終わるケースが多いです。

7月からの調査は、まず、7月に調査官が、新しく異動をしてきて、配属になって、さあこれから仕事を頑張るぞ、ということで腰を据えて調査をできる状況にあるわけです。そういった、腰を据えて調査をできる状況にあるわけですから、7月、8月に関しては、特に重要度が高い案件の調査に行く傾向が強いです。

調査官は、一つの案件について、調査をはじめて、3ヶ月ぐらいかけて終わりにしていく場合が多いと考えております。もちろん、これより長い案件もあります。

そういったことから、7月、8月は重めの調査、9月もやや重めの調査、10月も結構重い調査なることが多い印象を受けます。11月、12月にまで行くとかなり軽めの調査になってくる傾向が強いのではないかと思っております。

 

 

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