質問)重加算税って何ですか。
回答)
重加算税というのは、国税の加算税のうち、税務調査官が次の事実に当てはまると認めた場合にかかる税金です。
事実の仮装(じじつのかそう)を行った場合
Aという事が事実であるにもかかわらず、金額や内容を変えて、Bという全く事実とは違う書類を作り上げて、税金の金額を減少させること
Aという真実の売上帳簿があるにも関わらず、Bという税務署用の偽物の帳簿を作る場合などが当てはまります。
事実の隠蔽(じじつのいんぺい)を行った場合
Cという事実があるにも関わらず、税務署にばれないようにするために、その事実を隠すこと
Cという請求書(控)について、わざとびりびりに破って、税務署にわからなくさせることによって、Cという請求書からの売上金を納税の対象から外していた場合。
重加算税は、平成28年の税制改正で税率が高くなりました。35%から50%の金額でかかります。
重加算税について分かりやすく動画で解説させていただいておりますので、よろしければご覧ください。
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